複利

複利（ふくり）とは、複利法によって計算された利子のことで、利子を元金に組み入れる方式で利子に利子がつくことを言う。重利（じゅうり）とも。 投資などでは得た利子を元本に組み入れることにより、元本を増やすことで次に受け取る利子が増える事になり雪だるま式に利子が増えていくことになる。

 

貸金業法第14条および出資法第5条第6項には、一年分に満たない利息を元本に組み入れる場合が規定されており、複利の約定自体は禁止されていないが、単利の場合と同様に利息制限法および出資法の上限利息の制限を受ける。

 

また、民法第405条は、当事者の約定が無くても、一年以上の利払いの延滞および債権者による催告を要件として、利息を元本に組み入れることができると定めている（法定重利） 。

（フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より）

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