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グリコサミノグリカン(glycosaminoglycan)は、長鎖の通常枝分れがみられない多糖。動物の結合組織を中心にあらゆる組織に普遍的に存在する。以前はムコ多糖と呼ばれていた。GAGと略されることが多い。

 

硫酸基が付加した2糖の繰り返し構造からなる。うち1つはアミノ糖(ガラクトサミン、グルコサミン)であり、もう1つはウロン酸(グルクロン酸、イズロン酸)またはガラクトースである。多数の硫酸基とカルボキシル基を持つために、強く負に帯電している。

 

多くのグリコサミノグリカンは、プロテオグリカンとしてコアタンパク質と呼ばれる核となるタンパク質に付加した形で存在している。唯一の例外は、ヒアルロン酸であり、プロテオグリカンとしては存在していない。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

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物質とエネルギーの代謝

代謝と言う用語は、主に物質代謝をさして使用される場合が多いが、物質代謝そのものはエネルギーの代謝によっておきている(またエネルギー代謝も物質の交代によって起きているので、相互に関連していると考える)。したがって、物質代謝およびエネルギー代謝を包括して指す言葉として本記事の『代謝』の正確な定義となる。

 

物質およびエネルギー代謝などの簡単な定義および位置づけは以下の通りである。

 

物質代謝:物質の変換

異化:外部基質の分解反応

同化:生体高分子の合成反応

エネルギー代謝:生体活動に関わるエネルギーの出入りや変換

化学エネルギー:化学エネルギーが基本となり以下のエネルギー、あるいは物質代謝に利用される

力学エネルギー:筋肉、鞭毛、繊毛、細胞分裂など

電気エネルギー:発電器官、神経伝達

光エネルギー:発光

なお、代謝反応のほとんど全ては各々の反応を担当する酵素あるいはタンパク質による。代謝マップにてその基質および生産物のみが描かれているが、その反応自体は酵素が担当している。代謝系において特定の物質ないしエネルギーの偏りが出来ないように基質、酵素化学、発現レベルにおける調節が見られ、その調節機構は非常に多様で厳密である。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

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